【全解説頻出英文法1000】英頻1000は「いらない」?レベルは早慶&東大で難しい

高校受験指導を中心に文系教科の指導に関わってきましたが、ふと今の英文法で問われているものは何か、英語という言語の仕組み・体系は変わらないのか、変わっているものもあるのではないかという疑問を解消するために手にとったのがこの「全解説頻出英文法・語法問題1000」でした。

この記事では「全解説頻出英文法・語法問題1000」(英頻1000)について、実際に中身を見ながら指導者目線を踏まえて徹底的に解説していきます。

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全解説頻出英文法・語法問題1000とは?簡単に紹介!

私の率直な感想ですが、

・入試問題を精選したもの(旧センター試験での出題を含む)

・大学入試で問われる文法をほぼ網羅

・難関入試までカバーできる

・基礎が未修の場合は、厳しい

だと感じています。

では、実際にこの問題集を手に取り大学受験のために学習している受験生からの口コミを一部見てみましょう。

文法はこれ1冊で十分だと思う。

英頻1000は解説がものすごく詳しい。それも全て大学入試で出題された問題が全部です。

問題数がとても多く解説がしっかりしている。

いわば解説のポイントが非常に高め!です。

実際に目を通すとよくわかりますが、解説の目次は、第1章 動詞とその周辺[1]時制から始まり、第5章 その他の重要項目[19]否定・省略・協調まで文法の全領域をカバーしていると言っても言い過ぎではないと思っています。

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全解説頻出英文法・語法問題1000の難易度、レベルは?

全解説頻出英文法・語法問題1000に収録されている問題は、旧センター試験(現共通テスト)から慶應・早稲田大の入試問題まで多くの大学入試に出題された問題を精選し収録しています。

問題の質としては、標準~難関大までとなっており、河合塾の水準で偏差値60前後から70程度までの方に最適な問題集となっています。最低でも偏差値55はないと解説を理解するのにも一苦労ではないでしょうか。

口コミも、

問題のレベルとしては、早慶上智までがランダムに出題されている

早慶レベルは対応できます

文法書を既に一冊終えているのなら効果的

とあるように、早慶問題を理解する基礎力を求められる問題集(参考書)ということができるのではないでしょうか。

本書を一回転するということは1000問をやりきるということですから、最初から最後まで問題を解き解説を理解するだけでだいぶ英語力が上がる気がしませんか?というか確実に上がります!(※実際は1000問どころか整序問題合わせると1267問ありますからせっかく購入したならば、頑張ってやりきりましょう!)

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全解説頻出英文法・語法問題1000の使い方、進め方

本書の使い方、進め方はいろいろありますが、代表的なものをご紹介します。これは、本書の「問題編の特色と利用法」にも掲載されていますし、受験生の口コミにも紹介されているものになります。

①問題編を解き、すぐに解説熟読

先ほど述べたように、問題は実際の入試問題から出題されていますので、すべて良問になります。その解説を一問一問丁寧に解説が記載されています。

問題を解く、必ず解説熟読の上、理解するように心がけてください。

第1ステップで必要なことはスピードではなく、理解です

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②難易度別に理解・暗記していく

本書の解説には、基本・標準・発展という記載があります。

「解答・解説欄の構成」にありますが、基本は「間違えると落ちる問題」であり、標準は「合否を決める」レベル、発展は「正解すれば他の受験生に差をつけられる」レベルとなっています。

つまり、全部を暗記しようとするのではなく、本書を手に取った方それぞれのレベルに応じて理解・暗記する箇所が異なるということです。

本書を手に取る方は、少なくとも別の参考書などで一通り英文法を学習しているはずで基本レベルの問題で間違える場合は徹底的に暗記しなおす、共通テスト対策で本書を使う場合には、基本・標準を中心に理解・暗記していく、難関大を目指している方は、発展を中心に理解を深め覚えていく、というように第2ステップでは、目指すレベルに応じた使い方をしていくべきだと思います。

 

③発展的な勉強法

本書は、「問題編」と「解答・解説編」の分冊になっています。ですので、分冊になっている特徴を上手に活用しましょう。

◇「問題編」は140P程度の薄い冊子になっていますので、持ち運びの邪魔にはなりません。電車・待ち時間といったすき間時間にパッと取り出せる便利さがあります。解答も右頁の解答が左頁下部、左頁の解答が右頁下部に明記され、その場で正解・不正解がわかる作りになっています。常に持ち歩き、常に問題に接することで英語の設問自体に慣れてしまいましょう。

◇「解答・解説編」は、多くの受験生が口を揃えているようにこれだけで参考書です。英文法全体を網羅し、かつ「PLUS」欄、「整理・拡充」欄と単なる問題解説のみならず関連項目・知識整理、拡充項目として、必要十分な記載があります。問題編ほどの薄さではないものの、冊子自体がコンパクトな大きさですので、これもできる限り持ち歩き目を通すことをおススメします。

◇よく問題集の下手な活用法として「問題しか解かない」というのがありますが、良問ばかりの本書の問題しか解かないというのは、とてももったいないと思います。時間の許す限り、自分で全訳してみましょう。そして、解説の訳とどこが違うのか意識して解説を読み込んでください。

(活用例)問題を自力で解く⇒問題文を自力で全訳⇒解説を熟読し自分の訳と比べる

この活用例は本書だけではなく、他の問題集にも当てはめることができると思います。繰り返しが英作文への応用につながりますし、長文対策にもつながってきます。

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全解説頻出英文法・語法問題1000が終わったら次は?

  • 『Next Stage』との併用

桐原書店の頻出シリーズと比較されるのが、同じ出版社の『Next Stage』(以下、ネクステ)だと思います。ネクステは、英文法・語法問題集ですが、問題量・解説量も英頻1000の方が上になります。しかし、英頻1000ではヒアリングはカバーできません。その部分をカバーするのがネクステと考えれば併用もありだと私は感じています。今の入試は、昔と違いヒアリング・リスニングが結構なウエイトを占める場合がありますのでこつこつと耳からも英語を慣れさせましょう。

  • 長文対策

英文法ができ、単語・熟語をマスターできていれば英語長文は克服できたも同じかもしれませんが、設問の解き方、考え方、何より読解スピードはやはり長文問題をこなすにマイナスになることはありません。

どんな問題集であっても、時間の許す限り全訳をこころがける。先ほども述べましたが、ぜひ長文問題も全訳してみましょう。実際の入試では解き方もさることながら、読み込むスピードも求められます。どんどん読み込んで英文和訳に慣れていきましょう。

  • これだけで大丈夫?

英文法、英作文対策はこれだけで十分だと思いますが、ヒアリングはネクステなどを活用しましょう。本書を手に取る方は一通り英文法が終わった方が中心だと思いますので、参考書・辞書・本書+ネクステがあれば、かなりの英語学習になるでしょうし、英語の力も基礎から応用までかなりのものになっていることでしょう!

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